2025.09.03
ワークライフバランスで成果を出すには20代に鍛錬する必要がある
働き方改革やワークライフバランスが進む中で、「結局、仕事が回らない」
「部下を早く帰らせるために、管理職が仕事を巻き取っている」といった声がよく聞こえてきます。
実はワークライフバランスで成果を出すというのは、とても難易度の高いスキルが必要だと思っています。
しかしそれをライフイベント前に身につけるよう育成をしている上司や、そういった教育の環境を用意している企業が少ないと感じています。
時間を削るだけでは、成果は出ない。
働き方改革が叫ばれる前は、「時間をかければ成果が出る」という前提のもとに成り立っていました。
そして、その流れのまま働き方改革ではなぜか「時間を減らす」ことが目的になってしまい、空いた時間に自分のキャリア形成のために時間を使っている人はごくわずか。
本来の目的は「時間ではなく成果を出すための仕事のやり方に変える」はずが、“時間”だけが削られてしまったのです。
限られた時間で成果を出すには、それを可能にするスキルが必要です。
たとえば:
- 成果を出すための優先順位を見極める力、何かを諦め、手放すことを見極める力
- 短時間で本質をつかむ思考力
- チームで協働しながら成果を出すための交渉力・提案コミュニケーション
- 目的を見失わず達成するセルフマネジメント
- ITやAIを活用するリテラシー
これらは一朝一夕で身につくものではありません。
むしろ、日々の業務の中で意識的にトレーニングを積み、失敗と振り返りを繰り返す中で育っていくものです。
だからこそ、まだ、可処分時間のある20代のうちに、これらのスキルは身につけておくことを推奨したいのです。
20代はまだ若手で、時間をかけて学ぶことが許される世代であり、失敗しても許される貴重なフェーズ。
この時期に単に目の前のタスクをこなすだけの仕事のやり方ではなく、成果を出すことのスキルを身につけておくことで30代以降のキャリア形成が大きく変わります。
「時間をかけずに成果を出す」ことは、現代に求められる働き方です。
でも、それを実現するには、時間をかけて“思考力”と“手法”身につける覚悟が必要です。
そしてそれはキャリアステージのできるだけはやいうちにはじめなければ、ぶら下がりの人材を増やすばかり、、、と危惧するのは
私だけでしょうか。



